「ニトリホールディングス」の労働組合の元委員長の小野正行(51歳)が、組合の口座から現金400万円を引き出し、横領したとして逮捕されました。
2021年の5月に行われた労働組合の監査で1億円を超える使途不明金があることがわかり、警視庁が調査をしていたようです。
小野正行は「生活費に使った」などと容疑を認めています。
小野正行の顔画像やFacebookは特定できたかをまとめました。
小野正行が起こした横領事件の概要
小野正行は、勤務先だったニトリ(札幌市)の労働組合の口座から400万円を横領したとして業務上横領の疑いで逮捕されました。
小野正行は
組合名義の口座から現金を勝手に引き出し、横領したことに間違いない
と容疑を認めています。
2020年10月から12月に、「UAゼンセンニトリ労働組合」名義の口座から6回にわけ400万円を引き出し、自分の口座に振り込んで横領した疑いです。
小野正行は2010年から2021年5月まで労働組合の委員長を務めており、通帳や印鑑を管理していました。
2021年5月に労働組合の幹部が使途不明金があることに気づき発覚しました。
10年以上も同じ人に管理させることはいくら監査があるとはいえ危険だと思います。
2022年5月に労働組合が警視庁に告訴状を提出していました。
小野正行は2021年7月にニトリを懲戒解雇されています。
400万円だけでなくこれまでに1億2800万円を横領したとみられています。
生活費が足りなかったと小野正行は話していますが、2022年7月に公開されている有価証券報告書によるとニトリの平均年収は835万円です。
ニトリと同じ業界の平均年収が373万円ですので400万円以上も高く業界内では高水準といえます。
そのため生活費としては十分足りていると思います。
着服したお金は、「競馬」「競輪」「宝くじ」などのギャンブルに使ったと見られています。
10年以上労働組合の通帳管理を任されていたのですから信頼度は高かったと思いますが、多額の残高を見て自分のお金だと勘違いしてしまったのでしょうか。
小野正行の顔画像やFacebookは特定できた?
小野正行の顔画像は公開されていました。
マスクをしているため目が強調されますが目つきが悪いように見えますね。
2021年7月に懲戒解雇されてからアルバイトをしていたようです。
Facebookはどうでしょうか。
「小野正行」とフルネールで検索したところ複数人でてきました。
住所などの情報と合致するものがなく本人と特定できるものはみつかりませんでした。
Instagramも検索しましたが同様に複数ありましたが本人と特定することはできませんでした。
今後本人と特定できましたら追記します。
労働組合って何?
小野正行が委員長を務めていた労働組合とは何でしょうか。
「労働者が自分たちで労働者の権利を守り、労働条件や職場環境を改善して、より働きがいのある職場にしていく組織」
会社は関与せず雇用される労働者のみで構成されます。
労働組合は会社に対して労働条件の引き上げ(給料アップなど)を交渉します。
団体交渉(だんたいこうしょう)とも呼びます。
毎年2月から3月ころに春闘(しゅんとう)と呼び、賃上げ交渉することが有名です。
労働組合にとって1年で一番大きい闘いにあたります。
まとめ
小野正行は、計1億2800万円を着服したと見られていますがすべて競馬や競輪などのギャンブルに使ったとしますと辞められない境地にあったと思います。
勝ったときもあったと思いますがやはり負けが多く生活費もつぎ込んでもやらない気持ちを抑えられずに人のお金に手を出してしまったのでしょうか。
最初は勝ったら返すからという気持ちで労働組合の口座から引き出したとも思います。